「いい人がいない」「またダメだった…」
週末のお見合い帰り、ため息交じりにそう呟いたことはありませんか?
結婚相談所に入会して1年。最初は「すぐ決まるだろう」と思っていたのに、気づけば仮交際止まりの日々。
周りは「高望みするな」「もっと愛嬌を出せ」と無責任に言うけれど、妥協してまで結婚したくないし、無理して媚びるのも違う気がする。そんな葛藤の中で、焦りだけが募っていませんか?
安心してください。あなたが今すぐ変えるべきは、無理な若作りでも、キャラ変した愛嬌でもありません。
必要なのは、相手を見る「減点法」のレンズを、「加点法」に取り替えることだけです。この記事では30代後半から逆転するための唯一の「マインドセット」を伝授します。
なぜ、あなたの婚活は「停滞」しているのか? データの残酷な真実
まず最初に、少し耳の痛い話をさせてください。でも、ここを直視しないと何も始まりません。
あなたは今、自分が婚活市場でどのような立ち位置にいるか、客観的な数字で把握していますか?
業界最大手のIBJが発行する「成婚白書(2023年度版)」によると、30代後半女性の平均お見合い受諾率は「約6〜7%」です。
これは、あなたが勇気を出して15人の男性に申し込んでも、お見合いが成立するのは「たった1人」という計算になります。
つまり、今のあなたは「たくさんの候補者の中から王子様を選べる立場」ではなく、「限られたチャンスを確実に掴まなければならない立場」なのです。
この現実を前にして、まだ「エスコートが下手」「服装がダサい」と相手を選り好みしている余裕はあるでしょうか?
「減点法」の呪いを解く。完璧な王子様は、20代の戦場にしかいない
「でも、普通の人でいいんです。清潔感があって、普通に会話ができて、エスコートしてくれるだけで…」
そう思う気持ち、本当によく分かります。私もかつてはそう言っていました。
しかし、婚活市場においてその「普通」は、実は「超人気物件」なのです。
清潔感があり、女性扱いが上手で、会話も楽しい同年代の男性。彼らは当然、20代や30代前半の女性からも殺到されています。
残酷なようですが、彼らが選ぶのは、悲しいかな「若さ」であることが多いのです。
あなたが「エスコートが下手」「店選びが微妙」と切り捨てている男性こそが、実は「磨けば光る原石」であり、あなたと向き合ってくれる誠実なパートナー候補かもしれません。
相手の欠点を探す「減点法」でいる限り、あなたは永遠に存在しない「完璧な王子様」を探し続け、目の前の幸せを自ら遠ざけてしまうことになるのです。
今日からできる「加点法」トレーニング。原石を見つける天才になれ
では、具体的にどうすれば「減点法」から「加点法」にシフトできるのでしょうか?
明日のお見合いからすぐに使える、脳内変換トレーニングを伝授します。
「減点思考」vs「加点思考」の脳内変換リスト
| 相手の行動・特徴 | 減点思考(NG例) | 加点思考(OK例) |
|---|---|---|
| 店選びがチェーン店 | 「センスない。大切にされてない」 | 「飾らない人だな。金銭感覚が堅実かも」 |
| エスコートが下手 | 「気が利かない。男として頼りない」 | 「女性慣れしてなくて誠実。浮気の心配なし!」 |
| 会話が続かない | 「つまらない。私に興味ないの?」 | 「緊張してるのかな?一生懸命考えてくれてる」 |
| 服装がダサい | 「一緒に歩きたくない。ありえない」 | 「伸び代しかない!私がかっこよくしてあげよう」 |
トレーニング方法:
お見合いが終わったら、どんなに「ナシ」だと思った相手でも、必ず「良かった点」を3つ書き出してください。
「時間通りに来てくれた」「お茶代を出してくれた」「靴がきれいだった」。些細なことで構いません。
これを続けると、脳が自然と「人の良いところ」を探すように回路を書き換えていきます。
プライドが高い人ほど陥る「素直さ」の誤解
最後に、「素直になれ」という言葉への誤解を解いておきましょう。
多くの女性が、「素直になる」=「相手の言いなりになる」「自分のこだわりを捨てる」ことだと勘違いしています。だから、「妥協したくない!」と反発してしまうのです。
婚活における「素直さ」とは、「チャンスを広げる柔軟性」のことです。
カウンセラーが「この人、会ってみたら?」と提案した時、「でも年収が…」「顔が…」と食い気味に否定していませんか?
そこで一呼吸置いて、「プロが言うなら、一度会ってみようかな」と一旦受け入れてみる。これが「素直さ」です。
あなたのプライドは、自分を守るための鎧だったはず。でも今は、その鎧が重すぎて、良縁を弾き返してしまっています。
ほんの少し鎧を脱いで、柔軟にチャンスを受け入れてみてください。
まとめ:あなたの価値は下がっていない。ただ、戦い方を変える時が来ただけ。
36歳。あなたはこれまで一生懸命仕事をし、自分を磨いてきた素敵な女性です。
婚活がうまくいかないのは、あなたの価値が低いからではありません。ただ、戦い方(視点)が20代の頃のまま止まっていただけです。
「減点法」の眼鏡を外して、「加点法」のレンズで世界を見てみてください。
そこには、あなたが今まで見落としていた「素敵な原石」たちが、たくさん転がっているはずです。
半年後のあなたが、隣にいるパートナーの「良いところ」を数えて笑っていますように。
参考文献
- IBJ(日本結婚相談所連盟) 「成婚白書 2023年度版」
